ニュース
CAC Holdings、インバウンドビジネスに進出
~第1弾として、訪日外国人向けの飲食店予約・決済サービスを提供するtourcandyへ出資~
2018/03/23
株式会社CAC Holdings(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒匂 明彦)は、訪日外国人観光客向けの飲食店予約・決済サービス「尋味(シュンウェイ)」を運営するtourcandy株式会社(本社:東京都新宿区、CEO:劉 亦奇(リュウ エキキ))に出資しました。訪日外国人数が急速に拡大している中、tourcandyへの出資を皮切りに、CACグループはインバウンドビジネスへ進出します。
tourcandyが運営する「尋味」は、Web上で日本全国の飲食店の予約・事前決済を可能にする、訪日外国人向けのプラットフォームです。2016年よりサービスを開始し、現在は中華圏の観光客を中心に1億人以上のユーザーを抱え、700軒以上の日本の飲食店と提携しています。ユーザー側は利便性を、飲食店側は事前決済により無断キャンセルの防止というメリットを享受できます。
CACグループでは、2000年に中国上海市にCAC上海を設立し、システムのオフショア開発や、現地でのITビジネス拡大に取り組んできました。tourcandyとの協業においては資本提携に留まらず、CAC上海によるシステム開発やユーザーの取り込み、提携飲食店の開拓などのサポートを提供し、tourcandyのビジネス展開を全面的に支援していく予定です。
CAC Holdingsでは、今年度よりスタートした中期経営戦略「Determination 21」において、急速に拡大しているインバウンドビジネスの捕捉を主要施策のひとつと位置付けて取り組みます。インバウンド需要を取り込むには、ITの利活用は欠かせません。CACグループの技術力や、海外5か国にまたがるグループネットワークと多国籍人材を活用し、今後は医療ツーリズムや地方創生などにも取り組み、新規事業であるインバウンドビジネスを拡大してまいります。
なお、今期の当社連結業績に与える影響は軽微です。
以 上