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特別損失の計上、平成27年12月期連結業績予想と実績値との差異
ならびに個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ
2016/02/12
株式会社CAC Holdings
当社は平成27年12月期(平成27年1月1日~平成27年12月31日)において、下記のとおり特別損失を計上することとしましたのでお知らせいたします。また、平成27年5月14日に公表した平成27年12月期連結業績予想と実績値との差異、および平成27年12月期個別業績の前期実績値との差異について下記のとおりお知らせいたします。
記
1.特別損失の計上
(1)連結業績
平成28年2月9日に「海外連結子会社における業績に関わる発表のお知らせ」で公表したとおり、当社の海外連結子会社であるAccel Frontline Limited(本社:インド国チェンナイ市、ボンベイ証券取引所およびナショナル証券取引所上場、以下、AFL)は、Deloitte Touche Tohmatsu India LLPを独立監査人として、2013年3月期から2015年3月期にわたる3年間の売掛金に関する調査を実施しています。
この調査は、当社からの会計処理の厳格化要請に基づき行われているものです。中間報告により、貸倒引当金計上が妥当な売掛金等の金額が示されましたが、発生原因等の調査は現在も継続中です。この調査結果については、判明後に別途開示を行う予定です。
当社においては、上記の売掛金等について分析・把握を行い、貸倒引当金等の関係会社事業損失7億36百万円を平成27年12月期の連結業績にて計上することとしました。あわせて、当社個別業績での関係会社株式評価損計上に伴い、のれんの減損損失6億53百万円を計上することとし、これらの合計13億90百万円を平成27年12月期に特別損失として計上いたします。
(2)個別業績
AFLの経営成績および財政状態等を勘案した結果、当社個別業績にて関係会社株式評価損として12億54百万円の特別損失を計上いたします。
2.平成27 年12 月期連結業績予想と実績値との差異
(平成27年1月1日~平成27年12月31日)
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期純利益 |
1株当たり |
---|---|---|---|---|---|
前回発表予想(A) |
百万円 53,000 |
百万円 2,500 |
百万円 2,300 |
百万円 1,700 |
円 銭 86.04 |
当期実績(B) |
52,105 |
1,209 |
1,080 |
△142 |
△7.22 |
増減額(B-A) |
△894 |
△1,290 |
△1,219 |
△1,842 |
|
増減率(%) |
△1.7 |
△51.6 |
△53.0 |
― |
|
(ご参考)前期実績 |
50,031 |
3,191 |
3,000 |
2,343 |
117.70 |
【差異の理由】
売上高は前回発表予想に比べて微減であるものの、海外連結子会社であるAFLでの貸倒引当金などのコスト増加と、医薬品開発支援サービスにおけるプロジェクト開始の遅れに伴う要員不稼働により、営業利益および経常利益は、前回発表予想を下回りました。
また、当期純利益は、上記に加えて「1.特別損失の計上 (1)連結業績」に記載の特別損失を計上するため、前回発表予想を下回りました。
3.平成27年12月期個別業績(平成27年1月1日~平成27年12月31日)の前期実績値との差異について
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期純利益 |
1株当たり |
---|---|---|---|---|---|
前期実績(A) |
百万円 6,355 |
百万円 171 |
百万円 1,024 |
百万円 1,597 |
円 銭 80.23 |
当期実績(B) |
1,022 |
31 |
310 |
△310 |
△15.69 |
増減額(B-A) |
△5,333 |
△139 |
△713 |
△1,907 |
|
増減率(%) |
△83.9 |
△81.6 |
△69.7 |
― |
【差異の理由】
当社は、平成26年4月1日付けで持株会社へ移行しています。売上高、営業利益、経常利益について差異が生じた要因は、平成26年12月期は、持株会社に移行するまで(平成26年1月1日~3月31日)のシステム構築サービス、システム運用管理サービス、BPO/BTOサービスの業績が計上されていることによるものです。
当期純利益は、上記に加え、「1.特別損失の計上 (2)個別業績」に記載の特別損失を計上することとなったため、差異が生じました。
4.配当予想
当期の期末配当金は1株あたり16円を予定しており、前回発表予想からの変更はありません。
以 上