2016年から障害者スポーツ「ボッチャ」の普及・支援活動を通して、CACグループ社員が社会とのつながりを持ち社会に貢献することを目標に、様々な取り組みを行っています。
ボッチャ大会の開催
東京都内の特別支援学校に通う生徒を対象とした、CACグループ主催のボッチャ競技会「CACカップ~学生ボッチャ交流戦」を、2017年から毎年開催しています。参加する生徒にとって他校との交流やボッチャの技術および競技マナーやルール、スポーツマンシップを習得する場であるだけではなく、演出を凝らした入場や、試合中の選手たちの表情や戦況を写した映像で観客も楽しめる大会となっています。2023年には、初めての地方大会「CACカップ インクルーシブボッチャ2023 in 雲仙」を長崎県雲仙市にて開催しました。なおCACカップは、CACグループ社員自らが企画、運営を行っており、大会運営者やボランティア参加者にとっても健康と福祉を体感する貴重な場となっています。
CACカップの様子(2024年10月開催)
ボッチャアスリートの雇用と支援
佐藤駿(BC2) 唐司あみ(BC4)
2024年4月現在、2018年入社の佐藤駿選手(BC2男子)と2024年入社の唐司あみ選手(BC4女子)の2人のボッチャアスリートを雇用しています。2人の活動を支援するとともに、日本ボッチャ選手権本大会にはグループ社員が駆け付け、2人を応援しています。また体験会などに連れ立って、トップアスリートの高度な技術を披露したり、参加者とボッチャ対決をして、ボッチャの魅力を伝えています。
ボッチャコートを一般開放
2019年7月、本社社屋1階に、主要な国際大会で採用されているスポーツ用床材(タラフレックス)を使用した公式サイズのボッチャコートを設置しました。社内利用のほか、アスリート向けの本格的な練習場所として、また周辺の企業の皆様や地域住民にとっての交流や健康保持の一助となる場所となることを目指し、一般向けに貸し出しを行っています。このような取り組みを継続的に実施していくことで、顧客や事業パートナーだけでなく、重要なステークホルダーである地域の皆様に地域社会と共に歩む企業としてご認識いただくことを目指しています。
ボッチャコート(本社1階)
ボッチャの魅力や楽しさを発信
ボッチャガイド表紙
ボッチャのルールを簡単に分かりやすくまとめた冊子「5 分でわかるボッチャガイド」を作成し、体験会やイベントで配布することで、手軽で身近なスポーツとしてのボッチャの認知促進を図っています。また、FacebookなどのSNSやWebサイトなどを使って、競技に関する情報やボランティアから提供された大会会場の様子など、ボッチャの魅力や楽しみ方を発信しています。
体験会を開催してボッチャの普及を推進
ボッチャの普及を目指し、体験会を開催しています。日本ボッチャ協会の公認資格である「ボッチャサポーター」や審判員資格を取得しているグループ社員が実施しています。またアスリート社員と連れ立っての体験会では、運営に加えてボッチャの技術指導やトークショーなども実施しています。
ボッチャ体験会
公認審判員がボッチャの大会をサポート
審判として活動
グループ社員のなかには、日本ボッチャ協会の公認資格である「JBoA登録審判員」を取得している者がいます。公式審判員として日本ボッチャ選手権や各地のボッチャ大会でコートに立っています。2024年12月現在 10名の公式審判員が居り、活動開始から延べ98大会、559名が審判員活動をしました。
用具の寄贈でボッチャの普及を後押し
ボッチャをレクリエーションやスポーツ推進等で始めたいにも関わらす、用具購入がハードルとなっている非営利団体,法人へ向けて、ボッチャボールおよび用具セットを無償で提供(寄贈)するプロジェクトを実施しています。
ボッチャ用具を寄贈